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ンドネシア Republic of Indonesia |
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フ |
ィリピン Republic of the Philippines |
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首都:ジャカルタ 人口:約2億3千万人
世界4位の人口と15位の面積を持つ、東南アジア随一の大国。17世紀からオランダによる植民地支配を受けるも、1949年に独立。基本的には農業国であり、ココナッツ、カカオ、キャッサバ、天然ゴムなどを生産する。しかし鉱業資源にも恵まれ、日本のLSG輸入国第1位である。2004年以降は原油の輸入量が輸出量を上回る状態であるため、OPEC(石油輸出国機構)を脱退した。
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首都:マニラ 人口:約9千4百万人
東南アジアの島国でありながらイスラムの流入、スペインとアメリカ合衆国による植民を受けてきた。1986年に現在の体制が成立。基本的には農業国であり、サトウキビ、タバコ、バナナなどを産出する。スペイン時代に始まったプランテーション農業もまだ生きている。また未開発の金、銅、亜鉛の鉱床が残っており、フィリピン鉱業の潜在能力は非常に高いものがある。
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ベ |
トナム Socialist Republic of Viet Nam |
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タ |
イ Kingdom of Thailand |
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首都:ハノイ 人口:約8千4百万人
中国と国境を接していることで、紀元前よりその政治的・文化的影響を受けてきた。19世紀にはフランスによる植民地支配を受け、独立の際に南北分断。その後ベトナム戦争を経て1976年現体制が成立。政治的には、ベトナム共産党による一党独裁体制である。人件費が中国の6割程度で、中国に次ぐ「世界の工場」になりうるか注目を集めている。首都はハノイに置くが、最大の都市はホーチミン。
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首都:バンコク 人口:約6千5百万人
東南アジアの国々において唯一、植民を経験していない。立憲君主制を敷いており国王が国家元首ではあるが、国政の最高責任者は首相である。世界最大のコメの輸出国であり、観光産業にも力を入れている。貧困撲滅のため教育にも力を入れており、識字率は日本、シンガポールと並んでアジア屈指、世界でも高い水準にある。性転換手術が合法で、ニューハーフが多くいることでも有名である。
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ミ |
ャンマー Republic of the Union of Myanmar |
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マ |
レーシア Malaysia |
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首都:ネーピードー 人口:約6千2百万人
イギリス統治領から独立した後、1962年に軍事クーデターが起きて以来軍事政権が続き、欧米諸国は経済制裁を発動させていた。そんな中、インドや中国などは、この「アジア最後の経済未開拓市場」と呼ばれるミャンマーへの投資に積極的であった。2011年に民主化が果たされ、欧米諸国は徐々に態度を軟化させている。世界のルビーの9割を産出するなど、天然資源も多い。
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首都:クアラルンプール 人口:約2千8百万人
17世紀よりイギリスに植民されていたが、他の多くの東南アジアの国々と同様に、第二次世界大戦終戦を機に独立。イスラム教を国教としている。立憲君主制で、国王は国内の首長の中から互選で選出される。近年、アジアにおけるIT先進国となるべく経済政策を推し進めており、また20世紀までの世界で最も高いビル、ペトロナスツインタワーを建設するなど、急速に発展を遂げている。
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カ |
ンボジア Kingdom of Cambodia |
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ラ |
オス Lao People's Democratic Republic |
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首都:プノンペン 人口:約1千3百万人
フランスからの独立後、ベトナム戦争の混乱を経て1993年に立憲君主制の国家として今に至る。1人あたりのGDPは世界平均の10%にも満たない最貧国であるものの、外国からの投資が大きな伸びを見せている。リエルという自国通貨が存在するが、通常流通しているのは米ドルである。韓国、中国による経済進出が目立つが、法整備支援などでは日本が大きな存在感を見せている。
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首都:ビエンチャン 人口:約620万人
唯一、海に面していない東南アジアの国であるが、メコン川が国土を貫いて流れている。19世紀にフランス領インドシナ連邦に編入されるも、1953年に独立。その後内戦を経て、社会主義国家型の一党独裁体制を敷く。キープという通貨を持つが、タイのバーツと米ドルも使用可能。水力発電が盛んで東南アジアのバッテリーと呼ばれるほどであるほか、未開発の鉱床が多く存在する。
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シ |
ンガポール Republic of Singapore |
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首都:シンガポール 人口:約518万人
東南アジアのほぼ中心に位置し、4つの公用語を持つ。1965年にマレーシア連邦から都市国家として分離・独立を果たす。以来、人民行動党による一党独裁体制が続いている。1人あたりのGDPは世界でも上位であり、富裕世帯の割合が世界で最も高い。ITを駆使した知識集約国家を目指しているが、女性の高学歴化・晩婚化から超少子化が危惧されているなど、抱えている問題も少なくない。
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