伝えるという行為には必ずその目的があります。そもそも、自分はどんなことを伝えたいのか、どんな意見を持ってるのかを自分がわかっていなければ、人に説明することも理解してもらうこともできません。つまり、自分で考える土台や習慣がないと、意見や考えを言葉としてアウトプットすることもできないのです。言語力は、自分の考えや伝えたい事実を的確に言葉として表現する力です。まず、「自分で考え、それを言葉にすること」が第一歩です。 |
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自分の考えや伝えたい事柄を言葉にできたら、次は相手や状況、目的に合わせてわかりやすく伝えなければなりません。そのためには、基本的な日本語の文章の構造、だれもが納得できる論理的な話の組み立て方を知る必要があります。言葉の基本的な使い方・構造がわからないと、自分しか理解できない表現を使ったり、大事なところを省略したりしてしまいます。言葉の使い方、文章の基本構造といった言葉を扱う基礎力を養うことが大切です。 |