All Rights Reserved by IEC, 2008
現状の問題を解決するための、押さえるべき3つのポイント。…・・・・・・・・・・
生産性の向上(作業の効率化) 残業容認という職場風土の改革 残業削減の強い意志と継続
この3要素を考慮せず改革を推進しても、状況の改善は思うように進みません。
ワークライフバランスを実現させるために
●掛声だけで、成果がついてこないケース。
●仕事は終わったのに付き合い残業で帰れないケース。
●最初だけは早く帰ってたのに、いつのまにか戻っていたケース。
いずれも残業時間削減が失敗したケースです。このような失敗を避けるためには、次の3つの要件が必要となります。

T.生産性の向上(作業の効率化)
仕事手順の見直しです。定時に帰る一方で生産量が減っては意味がないので、現実的に、作業時間を短縮するための方法を身につける必要があります。
また、一人では限界があるので、個人のスキルを伸ばすだけではなく、職場全体のスキルを総合的に伸ばすことで、より大きな効率化をはかることが必要となります。

U.残業容認という職場風土の改革
作業手順を効率化して、定時までに仕事を終わらせたのに、職場全体が「残業ありき」という雰囲気で、周りのことを気にして帰れない。よくある状況であり、また、もっとも避けなければいけない状態です。
一人だけが意識するのではなく、職場全体の共通認識と、定時退社の仕組みを段階的に導入する必要があります。

V.残業削減の強い意志と継続
「残業を減らそうと思った時点で、残業は減る」という言葉のとおり、まずは強い意志を持つことが必要です。
その意志は、継続して持たなければいけません。また、個人が意志を持つだけでは、強さや継続性が危ういので、リーダーが意識を浸透させる必要があります。企業全体の取り組みとして推進すると効果的です。
back next
株式会社アイ・イーシー 東京都千代田区飯田橋4-4-15