日本酒類販売(株)

山口 浩司氏(右)
管理本部総務部 主任
1973年生まれ
出身:神奈川県
資格:日本酒指導士

高橋 和樹氏(左)
管理本部総務部 主事
1977年生まれ
出身:埼玉県
資格:焼酎アドバイザー(SSI認定)

高橋:
「私たちの会社の特徴でもあるのですが、酒類や清涼飲料水などの飲料品関連や食品などの卸を行っていますので、「市場のニーズに合わせてモノを売っていく」ことがとても重要です。
メーカーや酒販店や食料品店をはじめとする得意先と接する場面では、市場ニーズの変化に対する先見力や対応力などが高く求められます。
単に商品を流通させるだけでなく、私たちの「人間力」も含めた日本酒類販売全体としてのサービスが問われますね。」

山口:
「そういった意味でも、この「人間力」を高めることが、私たち日本酒類販売の教育の基本コンセプトです。
例えば研修などを企画する時には、人間力を高めるために役立つツールをどのように提供できるかが私たち総務部の頭の使いどころであると考えています。
『強みを活かし、やりたいと思うことがやれるようになる。』
そんな会社と社員の想いに応えられるような研修のプランニングにはとてもやりがいを感じています。」

高橋:
「私も同じ意見ですね。例えば、階層別研修といっても毎年同じ人が参加するわけではありませんから、研修ごとに対象となる方たちの想いをどうプログラムに反映させていくか、いつも悩むところですね。」

山口:
「そのためにも社員とのコミュニケーションは欠かせないですね。コミュニケーションといっても、声がけのレベルでも良いと思っています。すれ違いの時や、エレベーターで乗り合わせた時、あるいは電話やメールでも、機会をみつけては仕事の様子やどんなことで困っているかなど短い時間でも話を聞くようにしています。
その積み重ねから、誰に、どういったテーマを研修内容として盛り込んだら役立ちそうかが見えてくるようになります。
とはいっても、研修の当日は緊張しますね。ある意味、私たちの成果発表会のようなものですから。会社側の期待と社員ひとりひとりの期待をつなぎあわせるチャンスに、企画側の私たちが応えられているかが一目瞭然となります。
やはり、研修参加者の受講態度が前向きになっていると感じた時や、研修の合間に「おもしろい」「良かった」「これからやってみたい」などの声を聞けるととてもうれしいですね。心の中でガッツポーズをとるような気分になりますね。」

高橋:
「目標は、参加者自らが必要なものを主体的に吸収できる研修内容をプランニングすることですね。会社がすべてを御膳立てするのではなく、社員自らが自分の能力を高めたいという想いを叶えるためのツールを私たちが提供することができれば、社員個々が次の一歩を踏み出すきっかけになると思いますし、モチベーションアップにつながると思っています。」



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